プロテインとは

プロテインとは、英語でタンパク質を意味するもの。

人体を構成する三大栄養素の一つであり、筋肉以外にも皮膚、髪、血液、内蔵などといった人体のほとんどのものを構成する重要な栄養素だ。

プロテインと聞くと筋トレをしている人をイメージしがちだが美容を考える上でも重要だ。

一般的に1日に体重1kgあたり1gのタンパク質が必要と言われている。

普通に3食食べていれば、必要な量は簡単に摂取できそうだ。

しかし、コンビニ弁当の成分表示を見てみるとわかると思うが、タンパク質を摂ろうとすると脂質も必要以上に摂ってしまうことになる。

プロテインは、大きく分けると動物性と植物性に分けられる。

 

1.種類

①動物性プロテイン

ホエイプロテイン

牛乳から生成されるもので、水溶性のため胃に止まらないで小腸で素早く吸収されるのが特徴。

牛乳で下痢をしてしまう人やオナラが出てしまう人のような人を乳糖不耐症と言う。

ホエイプロテインには乳糖や乳脂肪分を含むWPCと含まないWPIがある。

乳糖不耐症の人は価格が少し高くなってしまうが、WPIをお勧めする。

 

カゼインプロテイン

ホエイと同じく牛乳から生成されるもので、不溶性のため胃酸を吸収して固まり、消化に時間がかかるのが特徴。

トレーニーで常にアミノ酸濃度を高く保ちたい人にとって睡眠中は食事のできない時間帯のため、就寝前に摂るのがお勧め。

また、就寝前に摂取しておけば寝ている間に成長ホルモンの影響も受けることができる。

 

②植物性プロテイン

ソイプロテイン

大豆から生成されるプロテイン

大豆に含まれる食物繊維によってカゼインプロテインのように消化・吸収が緩やかのため腹持ちが良いのが特徴。

ダイエット用として売られているもののほとんどがソイプロテイン

 

2.まとめ

プロテインには種類があり、目的によって使い分けることができる。

 トレーニングで体を鍛えている人にはホエイプロテインカゼインプロテイン

運動は嫌いだけど痩せたい人、最低でも1食分のカロリー制限ができるのであればソイプロテイン